すみれのきろく

日々を記録する。私が私を忘れないように。

人にどう思われるかなんて本当にどうだっていい。

『まわりに合わせる必要なんてないわ。

大切なのは自分がハッピーでいること。

学校の友達なんて、卒業したら二度と会わないんだから』

 

これは、高校時代よく買っていた

ムービースターという雑誌に載っていた

ジェシカ・アルバの言葉。

 

人間関係に吐き気をもよおすほど悩んでいた16歳の私はこの言葉に深く納得して

オレンジ色の蛍光ペンで太い傍線をひきました。

あのとき以来、ことあるごとにこの言葉を思いましています。

今思ったけど、これは私の座右の銘かも。

だって恐らく、今まで感動したどんな言葉より多く思い出しているし、

私を力づけてくれるから。

 

それはそれだけ私が

人の目を気にしてしまうということ。

 

最近、私は就活を一度もせず、

正社員になれる可能性があったときもあったのに自分から振り切り、

ぶつ切りのアルバイト生活を続けてきたことについて自分を責めていました。

演劇、鬱、チャレンジ精神、

いろんなものが重なって、

こういう道を歩いてきてのだけど。

 

今は28歳。

普通に新卒で正社員になってたら

今ごろは一通りのことはできるようになって

先輩や後輩たちに信頼されて

お給料も貯金もあって

新たな一歩を踏み出せたかもしれないのに

私はアルバイトで目一杯稼いだお金を

勉強や観劇や鍛練やセラピーやらにつぎ込み、

いつも貯金はなく、

服を買うにはまずはリサイクルショップをまわるような生活。

 

いったい何してきたのかしらって。

 

結局どうなりたくてこんな道を選んだの?私は。

 

まあそれは、これから分かるとして(笑)

 

ここでのポイントは

会社で働く、とか、お金を沢山稼ぐ、

ということが正しい、そうすべきっていう

思い込みが私にも深く根付いてるということ。

しかもそれは私が本当にやりたいことではなく、

社会的に正しいとされていることをしていないことにたいする後ろめたさ?のようなもの。

 

自分軸で後悔するならいいけど、

他人軸で自分を卑下することほど

時間の無駄はないね。

 

死ぬ瞬間に、

正社員生活をしなかったことを

悔いるとは思えない。

だから人と比べて

自分を貶めるのはもうやめよう。

 

私はとてつもなく不器用だったけど、

馬鹿で浅はかなところも沢山あったけど、

いつも自分に誠実にチャレンジしてきたじゃない!

死ぬときに、もし問題にすることがあるとしたら、

自分が自分を生ききれたかだけのはず。

 

私は今までの私を、愛して、抱き締めて、

誇りに思おう。

誰にどう思われようと関係ない。

 

私と生きているのは私だけ。

私が私と繋がれば、

きっと全てと繋がれるのだから。